自転車

2013年5月27日 (月)

ニュートラル

オートマ車のシフトレバーにある【N】です.ニュートラル.
ここに合わせておくとアクセル踏んでもエンジンの回転数が上がるだけで、前にも後ろにも車はうごきません.
どのギアにも噛んでいない、そういう状態を意味します.

いろんなお店、チームやコミュニティが存在するせまいせまい趣味のセカイの中で、私はどこにも属さずに居る.決して孤独を愛しているわけではなく、ただ(自分で言うのもなんだけど)もともと孤独耐性と個と他の切り分けのバランス感覚があるだけなんだけど.

属する安心感よりも、属することでただでさえ狭いものをさらに狭めることを憂う気持ちの方が大きいことが根底にあるのがその根拠らしい(たぶん).結果、ニュートラルな立ち位置を自ら選んでいて、それを自分でもまぁまぁ気に入っている.
みんなと仲よく.それは決して悪いことじゃないはずなのに、どこかに属した途端に『八方美人』などと揶揄されることがある.ムラ社会ではありがちなことで幼少期から大人になるまで何度となくその学びの場は繰り返されてきたはずだ.

そんな折り、(相変わらず仲よくしてくれている)彼が新しいキャリアを踏み出した場所は自転車レースの中でニュートラルサービスを行う組織を持つ会社.このニュートラルサービス、というのはどこの国、どこのチームに属していようとも、トラブルがあれば救援するというシステムになっている.そんなフラットな理念は私の大好物だ.
わたしにとても良く似た性質を持つ彼がMavicに籍を置くことになったのは偶然ではないような気がしている.

わたしたちはとても相性がいい.(たいちが私に合わせてくれているという話しもあるw)

http://cyclist.sanspo.com/72675

彼が取材されてた記事を忘れないようにクリップ.

ニュートラルな人、というのは自然体であることを意味することでも使われる.
だんだんいろんなものが削ぎ落されてより素に近づいてきた近年.私の鍵となる言葉は【ニュートラル】ということなのだろう、ということでメモ.

Tour of Japan 終了

1週間のTour of Japanが終わって、ようやく我が家にも『普通の朝』が訪れました.
とはいえ、これもひとときの休息.3日後にはTour de 熊野へ移動.
まだまだ気の抜けない日々が続くようです.

私は私で、選手でもなく、観客でもない、ちょっと変わった視点でレースシーズンを感じている日々.
最初の一年はとにかくやってみないとわからないことだらけ.どんなものか、分からないなりに生活全体がそれに合わせたものになっています.
そんな中ぼんやりと頭に浮かぶのは…

11月のツール・ド・おきなわが終わったら、ちょっとお休みできるかな.

これまで「おきなわ」と言えば、自分が走りに行くことしか考えてこなかった私の中に新たな指標が生まれました.
シーズンの最後を締めくくるレース.という意味で.

今年、私はオキナワへ走りに行くことはないだろうけれど、オキナワが終わって、ちょっとお休みがとれたらたいちと二人で行きたいところはたくさんある.ほんとに行くかどうかはわからないけれど.一緒に過ごし足りない時間はそこで取り戻したい.

それまで、わたしにはパン焼くくらいしかできないんだけど、がんばれ.ちょうがんばれのココロ.

2012年9月17日 (月)

ツール・ド・三陸 サイクリングチャレンジ 陸前高田

昨年、私たちはかつての南三陸ロードレースの面影を探しに、あの陸前高田の『今』を確かめる、見る、知る、ために、彼の地を訪れた.

目の前に広がった景色は、それはもう現代の日本の風景とは信じがたいものだった.道路だった場所などお構いなしに縦横無尽に砂埃を巻き上げて走り回るダンプカー.うずたかく積み上げられた車、構造物を構成していたと思しき欠片が山を作る.
流されず残った建物は例外なく窓が、壁が抜けている.
ここで目にするものは『自然の猛威』と一言で片付けてしまうにはあまりに胸が詰まるものだった.

昨年の陸前高田については【陸前高田に行ってきました】と【陸前高田に行ってきました2】を.今読み返しても、自分で書いた文章なのに涙が…それだけ、あのとき見たものは衝撃的だった.

今年、再びかの地を訪れることの意味は見る、知ることで、沿うことに繋がること.あれから1年経って、陸前高田は果たしてどのように変わったのだろうか.また、変わらないのだろうか.この目で見て、感じたい.

水沢から陸前高田へ向かう車内.よりによってちゅなどんはお腹が痛くなってしまい、全神経を腹痛を散らすことに集中させるハメになってしまった.けれど、一年前の「陸前高田の街に入る直前の右側にローソンができていたはず」この記憶を拠り所にして、ひたすら我慢.狭い床に座り込んでエンジンの熱で暖をとり息をひそめる.

今回初めてこのキャラバンに参加したしもむ、堀さん、おがわまこと、どらちゃんが同じ車内に居る.運転手はてっちゃん.車酔いしたしもむとお腹が痛いちゅなどん以外は和気あいあいとした車内.
水沢からずっと山あいの道を抜けて、太平洋に流れ込む川にさしかかるあたりで津波の爪痕が見て取れるようになってくる.みんなの口数が減ってくる.言葉を失って、何を言えばいいのかわからなくなっていることが空気に伝わってくる.私は昨年来ている分「あのときより酷くなっていることはない」という確信から、心理的には余裕がある分、お腹痛いのに集中していたけれど.
実際、私の記憶は確かで、思った通りの場所にちゃんとローソンは在って、私としもむは無事、望む形で用を足すことができた.(危なかったw)

受付の時間にはまだ少し余裕があった.昨年、花を手向け、お線香を上げた市民体育館の横を通り、津波の被害を受けなかった小学校へ.ここが今回のイベントのスタート&ゴールである.

今回のイベントは広田半島を昨年とは逆回りでぐるっと一周する(と言っても、37kmの距離なんだけど)【健脚コースA】にエントリーしている私たち.距離短いことだし、てっちゃんと堀さんは3周くらいしてもいいんじゃない?なんて冗談も出てた.

今日は現地に前乗りしていたラバネロのアマチュアロードレーサー界きってのオトコマエ(あくまでちゅなどんの個人評)きぃさん(@key3)が私たちに加わって、総勢13名の大所帯になる.きぃさんの実家はここ陸前高田にあって、子供の頃から親しんでいたおばあちゃんちが津波で流された、という【リアル陸前高田の子】である.
本人は東京育ちではあるけれど、毎年夏はこの地で過ごしてきた彼.変わり果てた『僕の田舎』.津波で流れた家はもちろん同じ場所に建て直せるわけもなく、今まだ、再建さなかだという.
実はきぃさんとは1度か2度飲んだことがあるってだけで、一緒に自転車で走るのは初めて.先日、心拍計の講座でご一緒させていただいたのが直近の機会.

私は昨年、自転車の仲間と南三陸ロードレースを通じて、この地と近づいた.今年はきぃさんという自転車の友人を通じて、またこの地と近づくことになると思う.

イベント自体の参加者は400名くらいだという話しだけれど、自転車とセットで小学校の校庭に人が集まるともっと多くの人がいるような感じがする.この地に近い人がもちろん圧倒的に多いのだろうけれど、駐車場の車を見ていると関東ナンバーもそこそこ.
そして、地元の地名が入った揃いのチームジャージで参加されている方が大変多くみられた.
震災後、周囲の人の目を憚って、普段着で練習をしていたという自転車乗りのみなさんはその後、月日が経って、ジャージにレーパンで練習できるようになったのだろうか…

スタートは基本5名1組で一組につき1人ボランティアスタッフが帯同する.これはレースではなく、あくまでサイクリングイベント.『陸前高田の今』を自転車で走りながらよく見ていってください、という趣旨から外れないように、私たちもゆっくりと漕ぎ出した.
総勢13名の私たちは6名+7名の二組に別れてスタートしたけれど、しばらく先でjoin.

所々、アスファルトが剥がされて、砂利になっている箇所が長くあり、安全のため自転車を降りて押すように促されるシーンがある.一カ所ではなく、何度かそのような場所に出くわす.確かに走りづらい.何もこんなトコロをコースに含めなくても、と思う人がいるかもしれない.けれど、これがこの地の現実、であることを知るにはこれが一番良いのだろうと思う.

私は自分の体験の中に阪神大震災からの復興、という一例を持っている.ものすごい資金とマンパワーを投下して、日に日に、それこそ、みるみるうちに…大きくギャップのついた湾岸高速が開通し、幹線道路が復旧、ビルが建てかわり、倒れた高速道路が…ものすごいスピードで復興を遂げた神戸の街と、一年以上経っても未だ壊すべき建物すら壊し終わらず、瓦礫が積上ったままのこの陸前高田の町.その違いに正直驚いた.

神戸と陸前高田は人口や経済の規模など、あまりに違いすぎる.比べること自体が無理があるほどに.だけど、人が生きて生活していることには変わりない.道路インフラすら、未だこの状態であるというのは、果たして、「そんなもんですか」と飲み込んでしまって良いものやら.

そんな風な感想を持ちながら、先を行く.まだ序盤.

道路脇の火の見櫓(やぐら).草が生い茂る中にあるその櫓はどこも曲がっておらず”しゃん”と立っている.
一緒に走っていたきぃさんが「ここには消防署があったんだよ」

「・・・」

そう言われなければ、まったくそれはそういうもの、な風景である.
無くなった消防署はこの場所には戻ってきてはいなかった.

そして「その先、左側に入ると駅があったんです」、という声に促されて、左に曲がり脚を止める.雑草が生い茂る足下はよく見るとプラットホームであり、覗き込むと錆びきった線路.駅の名前が書かれた小さな看板.
昨年、陸前高田の駅だった所の近くでぐにゃりと曲がって切れた線路を見て♪線路は続くよ どこまでも〜の歌が頭の中を流れ、「それ、嘘やん」とツッコミを入れたことを思いだす.
ここでもやはり同じような感じ.この線路はもうどこにも続いていない.

穏やかな口調でこの地をガイドしてくれるきぃさん.「この先上ってるよー」まで教えてくれてありがとうありがとう(笑)

海岸線を見ながらゆるやかに坂を下る.小さいけれどちょっと奇麗な白い砂の敷かれたビーチになっている.しかしここもどうやら地盤沈下したところらしい.
先発していた何組かがここで記念撮影をしている.それならば…わたしたちも写真くらい撮りますか?と脚を止める.
今回、シクロワイアード特派員として一眼レフ持参のきぃさん.撮影ポイントですよー.
続々と仲間が集まり、ボランティアガイドの方がシャッターを押してくださると言う.これは嬉しいホスピタリティ!
そこへ通りかかったゲストライダーの日向涼子さん.オヤジども、すかさず声をかける「一緒に入ってください!」しかも、クリートのついたシューズで上るのは難しい傾斜のコンクリートブロック、すかさず手を差し伸べる二人のオヤジ!(どらちゃんと仲沢さんだったはず)
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みんなで並んで、ハイチーズ☆

まったく、みんなして、鼻の下が伸び過ぎである.美人を前にして反応が正直すぎるだろうがw

日向涼子さん、ファンライドで連載中の自転車乗ってるモデルさん.てのがちゅなどんの認識である.その彼女がわたしのジャージを見て驚きの発言.

「もしかして…ウワサのちゅなどんさん?」

えぇぇーーー?!!(゚ロ゚屮)屮なんでちゅなどん知ってるのぉー?しかも、ウワサってナニっ?
よく聞いてみると、「やたらと自転車に乗るオンナがいるらしい」というウワサだそうな.一同爆笑、である.
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えぇ、まぁ、確かに乗ってますケドw
最近、名前が一人歩きしているのは知っていましたが、まさかそんな遠い(いや、以外と近いのか?w)ところにまで伝わっていようとは.今度、機会があったら走りましょう、と約束したぞ.いやいや、嬉しいものです.
登り中心で練習しているという彼女.ぜひ一度ご一緒させていただきたい.(私は平地ツキイチ専門(弱)ですがw)

さて、そろそろ小腹が空いてきた.エイドステーションがあったはずだ!と思った矢先にエイドステーション!美味しそうな【おやき】が4種類、振る舞われています.『何個食べてもいいわよー』『オレンジもあるよ』『バナナもどうぞー』…すごい!しかもここのおやきがですねぇ、超絶旨いんですよ.小倉以外の3種類ひとつずつ食べちゃったんだけど、ほんとどれも美味しくって.(小倉はもうお腹がいっぱいになっちゃったから食べられなかっただけだよw)
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ここでまた堀さんが姿を消した.「行く時は声かけてね」って言っていくあたりが、一応学習(笑)の跡がみて取れるのだけれど…どこへ行くとかも言わずに見えないところに行ってしまわれると、声かけようにも…どうしようもないじゃん…
ならば仕方ない.( ̄ー+ ̄)

『な る し ま の っ  堀 さ ーーーーーー ん っ 』とちゅなどんのよく通る大きな声でお呼出し.『みんなの居るところへ戻ってくださぁーーーいっ』と.それも5回も6回も(笑)
クスクスと周囲から漏れる笑い声など気にもとめず堀さんの名前を叫ぶちゅなどん.それが聞こえたのか聞こえなかったのか、分からないけれど、しばらくたって堀さんが戻ってきた.それを確認して後半へ出発!

えんやこら、えんやこら、と上る.そして、下る.脚には飽きのこない楽しいコース.これがもしレースペースだったら…うんざりイヤンなことになるだろうけれど、サイクリングだとこれもまたいと楽し.

小さな集落に向かって下っていくところで・・・これか!これがそうなのか!
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昨年、話しには聞いていた大漁旗!かつての南三陸ロードレースでもこの場所にこうやって大漁旗が飾られたそうである.これは当時を知る人はみんな嬉しいでしょうねぇ.
そして、これを再現してくださった地元の方々の計らいに心からの感謝を!

陸前高田のみなさんは、自転車にとってもフレンドリー.
当時、ロードレースの当日の朝には、全長40kmを超えるコース上を町のみなさんが掃き清めてくださったそうです.もしかしたら、この日も同じようにしてくださっていたのでは?と思えるほど、路面はきれいでした.

いよいよ終盤.広田半島の付け根のあたりまで戻ってきました.
「うち、ここだったんだよ」ときぃさんが指をさしたそこは…草しか生えてない更地.隣のブロックにはうずたかく積上る瓦礫…道路の向こう側の田んぼはきぃさんちの田んぼで、ここも潮をかぶってしまい、田んぼとしては使えない.土の塩抜きってどうやるんだろうね.それか潮に強い落花生やサツマイモ、トマト作るしかなくなるのか?

そこにかっこいいスペシャの自転車に乗ったチビっこ登場.そう.これがきぃさんJr.である.Jr.を親戚のおじさん、おばさんに預かってもらって参加していたきぃさん.『パパがんばってー』と現れた応援にきぃさん嬉しそう.

積上った瓦礫の脇を通り抜け、スタート直後に走った砂利道をもう一度.
そして、あの市民体育館の前の直線道路で巴さんが『この辺りから位置取り合戦だったんだよ』テツヲ『そうだな…』やはり思い浮かべるのはレースのゴール直前の場面なのね.
なんとも言えない空気に一瞬包まれた.また、あのみんなに愛された南三陸ロードレースがこの地で開催される日は来るのだろうか.

きっと、あの頃を知ってる人はまだここにたくさんいて、『もう一度』と情熱をお持ちの方もきっといらっしゃるのだろう.沿道の声援も、大漁旗もそんな風に思わせてくれるには充分すぎるほどだった.

無事、走り終えて、ゴールをくぐる.
地元のお店が飲食や土産物のブースを出している.かけつけ一杯、まずはおがわまことがびーる!私も一口頂戴する.ウマイ!
Photo
きぃさんがガイドしてくださったおかげで、私たちは他の参加者のみなさんより、より深くこの地に親しむことができました.本当に、ご一緒できてよかったです.ありがとうございました!

そして、今年もご一緒してくださった、みなさま、楽しい大人の遠足でした.そして、来年もまた継続してこの地を訪れて見続けていきたいと願う気持ちでございます.

ツール・ド・三陸 陸前高田キャラバンしようぜ

と銘打って、みんなで行ってきました.私にとっては2度目の陸前高田.
今回の参加者はてっちゃん、仲沢さん、巴さん、ゆみちゃん、中井さん(パインヒルズのロゴを作ったデザイナーさん)、おがわまこと、どらちゃん、堀さん、しもむー、あいちゃん、ちゅなどん…と毎度のことですが大所帯での大移動.車2台にぱっつんぱっつんで分乗し、仙台まで移動.

まずは腹ごしらえ〜と巴さんオススメの牛タン屋さんにゴー.
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お店がオープンしたてのちょうどよいタイミングで入店したようで、私たちのあとにはみるみるうちにウェイティングスペースに人が…
『芯タン』と言う、タンの芯部分を厚く切って焼いたこの『芯タン定食(とろろはオプション)』は絶品でした.美味しくて、食べ終わるのが勿体ないほど.
トロロを使うまでもなく1杯目の麦ごはんを食べ終わり、摂取カロリーを気にしつつも2杯目へ突入.(私は少なめ、と言いましたが、あいちゃんとしもむーは大盛りで行ってたぞw)

食後は近くのコンビニで着替えやら自転車の準備を整えて…
ここまで車2台のキャラバン隊でしたが、ここで車2台+自転車9台の大キャラバンに変身!
薬師堂温泉→焼き肉→水沢のつっちー(巴さんのチーム【ロゼ・コローレ】のメンバーさん)のお宅に泊、という予定.

前半のサポートカーのドライバーを仲沢さん、どらちゃんにお願いして、私とあいちゃんも走ることにする(なぜなら、後半の方がアップダウンがあってキツいの知ってるんだもんw).
ひとまず先頭を牽くのは堀さん.そこについて走る、ゆみちゃん、しもむ、あいちゃん、ちゅなどん.…これってもしかして…堀さん、モテ期キタ?(笑)ハーレムライドになってますよ!

あいちゃんのボトルが空になったところで水分補給に一時停止.ここからテツヲが先行して出発.そこに着いていくおがわまこと、ちゅなどん、巴さん、ゆみちゃん.
うっわ、速っ.
てっちゃんとおがわまことがローテーションしながらペースを上げていく.が、あるところでおがわまことがグッとペースを上げた.

あーーーーあーーーーもうむーーーりーーー

ちゅなどん、もはやこれまで、と巴さんとゆみちゃんに先を譲り、千切れて一人旅.
まぁ、こういうパターンの一人旅は慣れっこだからさして気にせず.しかも追い風でさほど辛くはない.習ったばかりの心拍を意識して、練習のつもりでペースも心拍もキープしながら走り続ける.
すると…どらちゃんが運転するハイエースがキタ!よしチャンス♪とカーペーサー.後続の車が追いつくまでの暫くの間、前を牽いてもらうことでずいぶんラクだった.感謝!

その後しばらくの一人旅のち、巴さん、ゆみちゃんに追いついた.やった!と思ったけど、結局また二人から千切れてしまう.うぅぅ.ほんと弱いなぁ.わたし.
この日は仙台をさらに北上したみちのくの地だと言っても、まったくもって涼しくない!暑くて暑くて、一体どれほど水を飲んだだろう.
ボトルを忘れて、コーヒー用の保温ボトルしかなくて、それを洗ってスポドリ入れて走ってたんだけど、足りるわけないじゃん.

何となくここの辺りで疲労感があったので…本番は明日だ!ここで無理する意味もなし、と、コンビニの駐車場で撮影のために停まっていた仲沢さんを見つけ、ドライバーチェンジ!

ホッと一息.お茶を買い込んで仲沢さんのベンツのドライバーシートをちゅなどんポジションに調整.ハイエースのどらちゃんもあいちゃんとドライバーチェンジ.

先行するてっちゃん、おがわまこと、巴さん、ゆみちゃんが待っていたファミリーマートで一旦脚を揃える.遅れがちだった中井さんはここで回収して車での移動.ゆみちゃんもここで車に乗る.彼女はとても無口なんだけど、とても雰囲気があって、良い女性である.

ここからが地獄の第2幕のはじまりである.
ここまでしもむとデートライドだった堀さんに火がついた.テツヲ、堀さん、おがわまこと、巴さん、仲沢さんが先行する.

サポートカーは路肩に停車場所をみつけると、撮影したり、応援したり、はぐれっ子が出たら後方の車両に気をつけながら風よけ+カーペーサーとしてみなさまをお手伝い.
まずはおがわまことを拾ってみんなの元へブリッジ.
その後、しばらくして、てっちゃんが単独になっていたので、よしよし、と前に入り45〜50km/h弱くらいの感じで前を牽く.バックミラーにはいい感じでついてくるテツヲの姿が常に大写しになっている.かっこええわぁ…とホレボレしながら微妙絶妙なアクセルワーク.てっちゃん、病み上がりとか言いながら、ぜんぜんイケてるやん(って千切れてる時点でほんとはそうじゃなかったってことに気付けよw).

と、思いきや…

信号待ちでクレームががが.

『ぜんぜんキツイんだけど!ラクじゃない!!!』

あっはっは!そうだったの?ごめんごめん(笑)ということで、後続の車も来てしまい放流〜.ちゅなどん、優しくないオンナである.

ゴールの薬師堂温泉が近くなっておがわまことと巴さんが二人で走っているのに追いついた.アレ?堀さんはダントツ?目的地の少し手前で国道四号線が直角に曲がるポイントがあり、そこで堀さんが待っていたので『後少しですよ!』と声をかけ、おがわまこと、堀さん、巴さん、と3人になったので、もう大丈夫だろう、とサポートカーは後続の車と自転車が道を誤らないように路肩に車を停め、誘導のために車を離れる.

ちょっと心配で後ろを振り返ったら…

巴さんは私と同じく道案内のために私よりさらに少し戻ったところに場所をとりみんなを待つ体制.
おがわまことと堀さんの二人が先に温泉方面へ…行ったはずだったのだけれど、500mほど先の左折するポイントを…もしかして通り過ぎてしまったかもしれない後ろ姿が小さく見えた.

あぁ、また…

昨年もここを通り過ぎてしまった人が居たの、思い出した.まぁ、いいや.まだ全員揃うまで時間あるし、それまで走りたいだけ走ってもらえば(鬼)
最終的には車で回収に行けば良いだけのことよψ(`∇´)ψ
と自由行動としての扱い.

そして、次にやってきたてっちゃんには「今温泉行けば1着かもよ!」と焚き付ける(鬼)

堀さん以外、みんな揃ったので温泉に移動.ちょうどそこで堀さんから電話が入った.
『今どこですかー?』と…堀さん、ひとり逃げで超!!絶!!がんばったのに。ここで痛恨のビリっけつ宣告!
めちゃくちゃみんなに笑ってもらってオイシイなぁ…(鬼)

お風呂でサッパリした後にニオイ必然の焼き肉はどうかと思う、とか全く思わない(どっちだよ!)水沢の誇る焼肉店龍園へ移動.ここで北上山地のサイクリングでご一緒したロゼ・コローレの福田さんと再会.明日も一緒に走るとのことで、ここから
帰りは運転代行頼めばいいだろ、と全員揃って『カンパーイ!』ビールうまっ♪日中暑くて、走って、汗かいて、風呂上がり、というもう全ての条件を満たしたひとくち目のビールが美味しくないはずがない!

とても美しい肉、肉、肉、レバー…
ひたすら肉、ビール、肉、ビール、肉、ビール、肉ビール(以下無限ループ)
私はビールで酔いがまわったせいで、時々、お肉を焼き忘れてしまったような気がするけれど、とっても美味しかった記憶だけが残っている.
普段、お肉を食べない私からすれば、一年分の肉をこの日一日でいただいた感.だけど決して脂で胃や腸に違和感が出たりしないのがすごい.

ごちそうさまのあと、いよいよ水沢が誇る好青年つっちー宅へ.今年もお世話になります.

買い出してきたお酒やおつまみをずらっとテーブルに並べて2次会スタート!
大人の遠足はやっぱり夜が一番楽しい.仲沢さんと恋バナに花が咲いたり、テツヲがしもむーにエロトークを仕掛けたり…くらいの記憶しかないのが勿体ないくらいである.
そのうちに、ひとり、またひとり…と沈み、私も最後から3番目くらいに落ちた.

いつも思うのだけれど、私たち大人の旅はほんとうに毎度毎度、健全である.
日中は死ぬほど自転車漕いで、みんなで風呂入ってキャッキャ騒いで、ビール飲んで旨いもの食べて、お酒飲んでキャッキャ騒いで、寝る!

長い長い前日祭はこうしていつもどおり幕を閉じた.

2012年9月 6日 (木)

竹谷センセのペダリング講座

少し遡ります.9月6日(木)のこと.
朝、少し走って、午後、1830から外苑前のスペシャライズドコンセプトストアで開催されるペダリング講座に向けて自転車で出発.

横浜の天気は晴れ.だがしかし、東京で仕事中の友人たちがtweetする『空が暗い』だの、『雨は時間の問題か』だの…
何とか雨が降る前に到着したい、と、ちゅなどんなりに必死のペダリング.こりゃ到着までに相当消耗する勢いだ.大丈夫か俺…

子安、鶴見、川崎…よし、多摩川超えた.蒲田セーフ!
だがしかし.そんな一生懸命も報われず.午後5時を少し回り、京急の大森海岸駅にさしかかった頃、大粒の雨が落ちてきた.
iPhoneで雨雲の推移をを見ると、大きな帯状の雨雲がかかっている.雨雲を飛ばしてくれるような風は吹いていない.

即断即決! 『輪行する!』

普段なら持ち歩かない輪行バッグだけど、さすがに不安定な天気予報に怖じ気づいて、ボトルを一本減らし輪行バッグ持参で出発したおれえらい.
ローカル線しか止まらない小さな駅で輪行の仕度をしてホームへ.どうやら雨+人身事故で電車は遅れているらしく、通過する電車ばかり.

微妙に間に合わない雰囲気だけど、仕方ない.竹谷さんにtwitterでその旨伝えて電車旅.ピークアワーの輪行、ってだけで心が折れそうなんだけど…品川での乗り換えにビビりながら乗り込んだ山手線は意外と空いていてホッとした.
夕暮れ時、雨模様の空はすっかり暗くなっている.車窓から目を凝らして雨の様子を伺うけれど…傘の花が閉じることはなさそうだった.

渋谷で自走のチャンス!と竹谷さんからメンションが入ったときはすでに地下鉄銀座線に乗り換えたあとだった…外苑前まで、ほんの数分だけど…どこで自転車組むかなぁ.頭の中では外苑前駅の地下通路を思い浮かべながら…
細い通路の隅っこで自転車をササっと組んで、階段を遠慮がちに上がり、地上へ.
泥よけ持ってきて良かった.小降りになった青山をタラっと乗ってコンセプトストアへ.約10分遅れで現地着.

すでに講座は始まっていて、簡単に流れを補足してもらいつつ皆様に合流.女性3名、男性4名の計7名での講座.
ローラーにセットされた各自の自転車を使って、ペダリングの基本(この日の講座はステップ1であるー全部でステップ3まである)を実習.ちゅなどんは後半の組に分けられたので、前半の組のみなさんがローラー漕ぎながら、竹谷さんが横で解説しているのを頭に入れる.こういうとき、メモを取れば良いのか迷うんだけど…iPhoneのメモ帳でうまく書き残すことができないから、結局いつも頭に入れるだけ.
身体を動かすことがメインだから、まぁ、それでいいと思っていたりするわけですががが.

ただ、言われた通りやってみるんだけれど、その通りに身体が動くとは限らず…(笑)
頭でわかったつもりでいても、なんか、ダメ、みたいな.
きっとこれは反復練習をすることで身に付いていくことなんだろう、という理解で「こうかな?」ってところを感覚で掴んで、終了.

スキーにしても、自転車にしても、それほど鈍い方ではないけれど、特別、勘が良いわけでもないわたくし.それなりに「ああかな、こうかな」とやってようやく身に付くタイプ.
スキーは目から入るインフォメーションでそのまま身体にコピーできるようになったけれど、自転車はそれがなかなか難しい.し、フレームや各パーツのサイズなんかでポジションも全然違って、なかなか人真似で掴めることが少ないし、自分でこうかな、って思ってることがまったく明後日の方を向いていることもありそうで、いざ、考えて乗るとなると、迷路に入り込む気配を感じる.

せっかくなので、一つふたつは軸になるようなものが身に付けば良いかな、と思って「習うより慣れろ」で乗ってきた自転車ではありますが、ここにきて、まさひふのフィットを受けたり、心拍講座やペダリング講座に参加してみたり、と『習う』ことにしてみた次第なのです.
さらに、タイチくんにもいろいろアドバイスもらったり、一緒に走りながらクリート位置変えてもらったり.なかなか心強い布陣…てか、がんばれおれ.もっと乗らなきゃね、って今これ書いてて思ったさ.

沖縄まであと2ヶ月ちょっと.あれこれ変えて、慣れて…自転車、上手に乗れるようになったらいいなぁ.

(上手にっていうのはきっと効率よく力が出せて、長時間保てる状態のことを言うんだろうと思っている)

この日、ペダリング講座の帰り道の自走する45kmはとても楽しみだったんだけれど、結局雨やまず、でふたたび外苑前から輪行した.22時の渋谷駅.湘南新宿ラインで輪行するのは、ちょっとした冒険だったよ.

2012年7月10日 (火)

富士山デュアスロン2012 登山パート

無事、自転車パートを終えた一行.まぁ、私を除く全員が『ハードコア自転車乗り』に分類される面々ですから、普段の練習よりずいぶん強度を下げたマッタリペースでのヒルクライムは「脚を温存して登山に備える」という意味で、十分な準備運動になったはず.

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毎年おなじ、この場所、に全員の自転車を置かせていただく.さすがにこの人数だと…なかなか壮観(笑)
佐藤小屋には毎年本当にお世話になっている.この富士山デュアスロンが実現しているのはこちらの小屋あってのこと.下山の暁にはお礼も兼ねて、こちらでプチ打ち上げを開催するのも例年のお約束になっている.

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ではこれから、山頂に向かってがんばるぞー!おー!

森林限界まではみんな一緒に揃って行動.この動き始めのところで、しっかりとねずたまくんに教わった呼吸法の復習.
「深い呼吸を速くする」これが意外と難しいのだけれど、意識してきちんと続けることができないと、途端に高山病の影が忍び寄る.呼吸を繰り返し、高地順応を念頭に置きながらゆっくり歩く.

お天気は…うーん…ちょっと曇ってるというか、雲の中に入っちゃってる感じかな.ひんやりと湿気た空気.この先、どこかで雲の上に出れば『あの青空』が見られるだろう.
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6合目の分岐の看板でおがわまことから注意事項. 『下山のときはあっちへ行かないように』あっち、というのは、富士スバルライン方面の下山道.私たちが下るのは吉田口方面.これを間違うとえらいこっちゃ、なのである.

この大事な通達を終えたおがわまことはここで解き放たれた.
もう山頂まで会うことはないだろう.古屋くんもおがわまこと一緒に行ってしまうはず.

今回、倉本さんは富士山には来ているけど、登山のみのお友達と一緒なので別行動.過去2年、倉本さんにペースを作っていただいて登っていた私は、今年、『オーバーペースに気をつければ大丈夫』という倉本さんからのメッセージを胸に、自分のペースを決めなければならない.
無理をするつもりはさらさらなかったけれど、いつの間にかペースアップしていたらしい.
後ろから『石井さん、速すぎるよ.それじゃ最後までもたないんじゃない?』と堀さんの声.

そんなつもりもなかったけれど、そうか、もうちょっと落とした方がいいのかな?と堀さんには前へ出てもらい、つると二人でゆっくり、淡々と足を運ぶ.今回初挑戦のつる.歩き始めてものの10分と経たないうちに『これ、おれ無理』と半ギレ(笑)そのくせ、堀さんのペースに合わせて行こうとするものだから…「無理だと思うならペース落としなさい」とーーー.
遅い方の人に合わせるならまだしも、自分より速い人のペースに巻かれると最後がほんとキツくなるんだからね.

七合目の小屋でちょっと腰を下ろして補給.アボカドサンドうまいー.ハニーバターサンドの甘さが沁みる.早起きして作ってきてヨカッタよー.私に余裕があったら少し余分に作って、持ってきても良かったんだけど、さすがにそんなことで荷物を増やせるほど余裕はない(断言w)
まだここの小屋では先行した3名(おがわまこと、古屋くん、アキラ)以外の6人は、堀さんがちょっと差を付けていたくらいでだいたい同じくらいのペース.

これは自転車も登山も同じなんだけど、休む時間を長く取ってしまうと、後々辛くなってくるので、とにかく『休みすぎないこと』がポイント.私はここでの大休憩の後、山頂までの間、小屋では一度も脚を止めなかった.

7合目の小屋を出ると始まる岩場.
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ここはまだ、手を使うまではいかない.けれど、足の運びは無駄に足を疲れさせないために頭の使いどころである.
慣れてくるとちょうど良い歩幅、高低差の石を見つけ易くなるものなのだけれど、それまではとにかく自分で意識して、腿(大きな筋肉)を高く上げすぎず次の一歩を出せる場所を見つける.歩幅はなるべく小さく取るようにする、とか基本のき、みたいなことなんだけど、これを気をつけるだけで足の筋肉疲労はかなり軽くなる.

一つ気をつけなくてはいけないのは、次の一歩の足の置き場に意識が行くと、ついつい、呼吸が浅くなること.
これはついうっかり、そうなってしまう、ところだから、本当に意識を切らせないように気をつけなくちゃなのだ.これを読んで『富士山楽しそう!』と挑戦しようとする方がもしいるなら、強くお伝えしたい.『呼吸は超大事!』高山病の頭痛は一度その痛みを自覚してしまうと、そこから呼吸で回復させたとしても、少し気を抜くだけでその痛みが戻ってきてしまう.

私は初挑戦の2年前、頂上まで登り、お昼ご飯を食べながら『これはもしかして、人によっては頭が痛い、という状態なんじゃなかろうか…』と気付いてしまった後、お鉢周りにでかけて…笑えない状態になった.このときは呼吸についての知識もなかったから、ただただ、仲間に助けてもらいながら連れてきていただいたことへの感謝の心と、最後まで迷惑をかけることなく終わりたいという緊張感、それでも山頂まで来れたじゃないか、という自己満足、富士山そのものから感じ取った目に見えない力のようなもの…などがないまぜになって下山まで何とか保ったようなありさま.
心の強さ、と言えば聞こえはいいけれど、ただの強がりである.本当は泣きたくなるほど辛い瞬間があった.

でも、それ以上に楽しかったから、翌年、さらに今年、と回を重ねても参加してるのだけれどーーー

誰もがそこまでの心を持ち合わせているとは思わないので、ここはやはり、呼吸法を頭に入れて少しでも高山病の影は薄く保つようにしながら登山できれば良いだろうなぁと思う.

生きている限り、私たちはみんな絶え間なく呼吸をしている.けれど、日常生活から遠く離れた高地で同じ呼吸をしていたのではまったく酸素は足りていない.当然、身体にも変化がおこるはず.
昨年、デュアスロンではなく、『血中酸素飽和度』を計測しながら富士山を登らせていただいた(このリンクは昨年のblog記事)とき、本当に少し呼吸をサボった(普段通りの呼吸をしていた)ら、途端に数値が低下.おっと危ない…とまた呼吸を意識して…を繰り返した.同行した友人は『死んでるんちゃうか?』という数値を叩き出し、念のために、と携行していた酸素缶を使って数値を回復させた.これは吸った後、ほんの少しのタイムラグで数値に反応が出るので、効いている、というねずたまセンセの診断つき.ということは、異変を感じても、そこで呼吸への意識をきちんと取り戻せれば、酸素の取り込みも取り返せる、ということだと思う.

体感している異変がどれくらいで回復するかはきっと本人の感覚次第だろうけれど、できる準備のひとつとして頭に入れて行くと良いこと.呼吸法ね.

さて、富士登山へ戻ります.
8合目が近づくと次第に岩が険しくなって…
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こんな場所もあります.岩を掴み足の置き場を確保して登る.(写真は先頭集団)
杖ついたお年寄りが富士山を登るイメージとはまるで違うもの.切り立った岩の壁を見てつるは言った「なにこれ!普通に登山じゃないですか?!」

だから、あらかじめ言ったじゃない.富士山ナメんな、とーーー.

確かに小学生でもお年寄りでも登っている.だからといってハイキングみたいに頂上まで行けると思ったら大間違いである.だけれども、彼らもちゃんと登頂しているのだから、登れるのである.
私たちと彼らの富士登山の違いがあるとすれば、スピード、くらいのもの.でも舐めてかかっちゃぁ…ダメね.

8合目ともなると雪が…真ん中、一本のシュプールがある.スキーブーツでここをハイクアップ?板を担いで?まったく好き者がいるものだ…(ほんとはダメなのよ.富士山でスキーしちゃ)
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富士山の8合目、新8合目、元祖8合目…一体ドコまで8合目やねん!と半分キレそうになりながら登るのも富士登山の定番のお楽しみネタである.最後の8合目での小屋を過ぎたあたりで…
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やった!雲が切れてきたヽ(´▽`)/山頂が見えたぞー.

富士山で見る青空は本当に冴えた色.写真じゃ絶対にあの感じは伝わらない.この色はここが日本の空であることが信じられないブルー.
私が思わず足を止めてこの写真を撮り、Facebookにアップデートしているときに、ちょうど横に居たひとりの山ガールも同じように空を見上げ、ようやく見えた山頂に「あぁ」と声を出した.

あぁ、わかる.『あぁ、だよねぇ(笑)』と話しかけると、『ですねぇ』と返ってきた(笑)
先も見えたことだし、頑張って行きましょう!とまた歩き出す.

山頂目前の9合5勺からがさらに一段とキツい.一段が大きい岩場で足を大きくあげなくてはならず、チビには不利!ま、不利と言ってもしょうがないので、登るしかないのだけれど…さすがにここまで来ると、集中力が切れそうになってくるのを一生懸命つないでつないで…それでも一瞬、ふら〜っと後ろに重心が持っていかれて、危うく滑落?!なんてことがあった.おっと危ない危ない.あと少しだから、がんばれわたし.

山頂から先着していた先頭集団の声が聞こえた.大きく手を振って応える.8合目の途中からつるとは離れてしまい、一瞬、たまきさんに追いついたあとはまた離れて、長らく単独行だったから、とっても嬉しかった.やっぱり仲間と一緒に来るのってイイネ.なんて思っていたら、びっくり、目の前におがわまこと!えっ?なにっ?迎えにきてくれたの?!

もうぅ!なんて言う姫様登山(笑)背中のリュックはもう決して重くはなかったけれど、ご好意に甘えて荷物を預かってもらった.ありがとう.
そして…
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やったーーーーーヽ(´▽`)/またココに来れたーーーーっ

おがわまこととともにゴールの鳥居をくぐる.今年も連れてきてくれて、本当にありがとう.
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お約束の記念撮影だけど、何度来ても、やっぱり撮っちゃう(笑)
そして、やっぱりここに来て感じるヨロコビこそ、富士山のパワー.

バイクパートスタートからここまで3時間44分.よく頑張りました.

そしてびっくり.山頂には…
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クマがいた(笑)

ちょ、、、川島さん、あなたその着ぐるみドコから出てきましたのん?って、アレか!川島さんのリュックが他の人より2サイズ以上大きかったのはコレのせいか!山頂でこの姿の川島さんは他の登山客から大人気.4組くらいの方に写真に一緒に納まってほしいとリクエストされ、ちょっとした【クマ撮影会】になっていた.いいぞ、もしかしたらこれで愛をリュックに詰めて下山できるかも…と期待に胸をふくらませたかどうかは分からないけれど、連絡先は…聞けなかった模様である.w
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(途中ですが、ちょっと寝ます)続きはまた明日…

ハイ.起きましたので続き、書きますw

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山頂の天気は晴れときどき曇り.眼下には雲が流れてくるので下界を見渡すことはできない.時折下の小屋までの視界を確保するのが精一杯.
気温は低め.じっと立ち止まっていると汗から冷えそうで、お守り代わりと思って入れてきたユニクロのウルトラライトダウンを引っ張りだした.これ、着ててもぜんぜん暑くない.陽が射すと背中がポカポカして気持ちいいんだけど、陰った途端にひんやりする.

おがわまことが『後ろ、どれくらい離れてた?』と気にしている.つるは7.5合目まで一緒だったけど、その後ろは結構離れたんじゃないかな….
心配だったのは歩き始めからキツそうな顔色だったイチローちゃん、そしてりっちゃん.
最初の通達で、途中で登頂が無理だと思ったら自分の判断で引き返すように.その場合、メールかtwitterかFBか、、、なんでもいいけどどこかにそのメッセージを残してね、というルールにしてあったのだが、どこにもその気配はないから、きっと山頂を目指しているのだろうと思うのだけれどーーー

いずれにせよ、二人が山頂に着くのはまだ時間がかかるだろうから、とひとまずみんなで火口を見に行くことにした.風が静かでお日様ぽかぽか.目の前に広がる荒涼とした火口の風景のダイナミックさとのギャップが現実感を喪失する.
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そんなこの場所に、なんかイイ感じでハマってる子がいた(笑)

そして、せっかくの好天なのだから、お鉢周りも行ける人は行っておいで、と.
おがわまことはりっちゃんの姿が確認できたら迎えに下りて行くつもりだったから、私はその荷物番をしていることにした.お鉢まわり組はアキラ、古屋くん、クマw(川島さん).つるは一緒に行きかけたんだけど、やっぱり無理かも、と引き返してきた.堀さんはハニースティンガーmgmgして「ちょっとあっちに景色見えそうだから行ってくるー」と思い思いに過ごす.
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堀さん、なるしまジャージじゃないの初めて見たかもしれない(笑)ハニステジャージ、超カワイイ!んだよ.自転車も黄色と黒で、登山のシューズも黄色で…もうね、ハニースティンガージャパンの回し者みたいになってました(笑)前田さん、私にもグミくださいw 超おいしかった( ̄ー+ ̄)

眼下にね、イチローちゃん、その下にりっちゃんが見えた.おがわまことがレスキューに向かう.ほんと、おがわまことはすごい.なんであんなことができちゃうのか.
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いやー.やりました!イチローちゃん.登頂成功です.この時は知らなかったんだけど…実はイチローちゃん、ツールを見ていてほとんど寝ずに参加していたそう.
コラコラ.富士山ナメちゃダメー!途中、本当にキツそうで、ハンガーノック防止に私のお守りだったパワーバージェル(梅)をボトルに溶かして差し上げた.
来年はしっかり寝てから来るようにね!

りっちゃんとイチローちゃんを待ってる間に、登山パートだけで参加だった倉本さんとお友達がすでにお鉢周りを済ませて合流〜♪よかったー.今年も会えたー♪
そして…

りっちゃんも無事、山頂へ.ゴーーーーーーール!
ほんとーーーーーーに、おつかれさま!よく頑張りました!初めての富士山がデュアスロン.りっちゃんのキツそうだった様子は2年前の辛さが蘇ってくるほど.ハグして思わず泣いちゃったりっちゃんにちゅなどんももらい泣きした.
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空にはみんなの登頂を祝うよう?にブルーインパルスが!!!
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薄いブルーの美しい機体は海の中を泳ぐイルカのよう.(イルカはブルーじゃないけどw)
何度も山頂上空を旋回していたよ.

ここで、というか、まぁ、山頂まで来て、わかったことなのだけれど…
7月10日、山開きから10日経ったこの日の富士山山頂ではありましたが何とーーー

【 小 屋 が 開 い て い な い 】という驚愕の事実…(lll゚Д゚)メシ、どーすんだ?

確かに、ここに至るまでの小屋もまだ工事しながら営業してる雰囲気のトコもあった.が、よりによって、山頂のココがやっていないなんて…
ほぼ開業準備も整っているように見えるし、すぐ目の前のそこに積み上がっているのは1食1000円のレトルトカレーや牛丼…がるるるるる…

想定外のことって起こるものですね.なんと山頂はトイレもまだオープンしておらず…12日オープンだということ.ヨカッタ.わたし、トイレ近い子じゃなくて(笑)
しかしランチは山頂で、のつもりだったから…(エネルギー的に)下山、大丈夫かねぇーーー.
アボカドサンドとハニーバターサンド、ソイジョイ一本は山頂着いてすぐ、全部食べちゃったし、ソイジョイはもう一本あったけど、これはりっちゃんにプレゼントしたし.イチローちゃんから荷物軽くするために預かってたドーナツは食べたい人が結構いたので私は結局食べず、おがわまことと二人で薄皮クリームパンを半分ずつしただけだ.
ま、おかげで荷物はすっからかん、になって軽くなったけどね!

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お鉢組はお鉢から直接下山に入ってもらうことにしていたから、残ったみんなで火口へ.ばんじゃーい♪

だがこの富士登山.とうぜん登って終わりではない.むしろ、本当の富士登山は下山から始まると言っても過言ではないのだ.(いや、それは過言か)
吉田口登山道には下山道が設定されている.よく言う『砂ばしり』というやつだ.石ゴロゴロの砂地をひたすら下って行くのだけれど、これが、普通に下ると本当にキツい.ここで足の爪が剥がれたり、膝を炒めたり、足首を捻ったり、滑って転んだり…考えられるトラブルはいくらでもある.だけど、ココは最後までどこも傷めずに下りたいところ.

砂と石が『ふんわり』と盛り上がっている場所へ足を運び、足下を崩して滑るように下るのがコツ.(わかるかなぁw)
一歩ごとに落下のエネルギーを自分の力で止めながらだと、膝と大腿四頭筋が逝ってしまう.

おがわまことはもうそれこそ、走って下ってしまうのであっという間に姿が見えなくなった.ほんと、すごいなぁ.富士登山競争に出る人はいろんなコトが違っている.
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下山もしばらくすると、再び雲の中に入る.
雪がまだ150cmほど(私の身長以上だったから、もっとかな?)の厚さで残っていて、その上を吹き抜けてくる風は冷たい.穏やかだった山頂とはまた違った感じである.さすが富士山.山の天気はほんの少しの条件の差で大きくかわってくるんだね.

堀さんが下山道から斜面を見下ろして『ここ逝けそうじゃね?』とか言ってる.えっ?それアタマ逝ってるんじゃ…と思うような岩がゴロンゴロンの斜面なんだけど….
聞けばこの方、高尾山←→陣馬山往復のトレランとかやってたらしいじゃないですか.そりゃ強いワケだ.というか、トライアスロン、フルマラソン、自転車、トレラン…えぇと…あとはナニが出てくるんでしょうね.この方(笑)
そこまで強靭な肉体の持ち主には見えないトコロがまた堀さんのおもしろいトコロでもあるのですががが.

しかし長い.うんざりするくらい長い下山道.そして、7合目の公衆トイレでとうとう、恐れていた事態.空腹の気配が…あーーーーー.
5合目の佐藤小屋でプチ打ち上げするからそこで食べるまで何とか持たせたいと思ってたんだけど.もうリュックに食料は何もないし、さっき8合目の小屋ではまだ行けると思って何も買わなかった.これは…最後、ひとつ残していたメイタンサイクルチャージをボトルの水に溶くしかない.と.
ドリンクの甘みで何とか誤摩化して、五合目まで行けるか…と一口飲んだら…「ナニコレぜんぜん甘くないやんけぇぇぇぇっ」(失礼.ついうっかり大阪弁がw)
でもまぁ、パッケージには124kcalだか、あるにはあるらしいから、甘くなくても飲むようにしよう.とちびちびやりながら微妙にペースアップ.こんなときは運動量を上げることによる消費カロリーのアップより、経過時間でくたばってくる.ウルトラマンで言うとカラータイマーが点滅している状態だ.なので、点滅中の仕事量を増やして少しでも早く下山したいところ.

6合目のスバルラインとの分岐点でおがわまことの姿を発見!やったー.ついたー♪

りっちゃんと川島さんの到着を待つのは他の皆さんにお任せして、私たちを長いこと待って身体が冷えてしまったおがわまことと一緒に先に佐藤小屋へ下らせてもらう.あーーーーはらへった.

小屋のお兄さんに「ただいま!何か食べられますか?」と聞くとーーー.「あー…ごめん.今日は…」

ぇぇぇぇぇえええええええーーーーーーーっ?

団体さんの到着がもう寸前らしく、食堂では急ピッチで大量のおにぎりが作られて、ぎっしりと並べられている.私たちが座れるテーブルはなさそうだし、あのごはんの量…きっと他の料理を作ってられる状態でもなさそうだ.

『でもカップラーメンならあるよ』というお兄さんに即答で『お願いします!』
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まるで、茶の湯、のような優雅な感じ(笑)でカップヌードルに湯を注ぐお兄さん(笑)
このカップヌードルは本当に美味しかった.

しかしそんな私たちを気の毒に思ってくれてか、いつも気っ風のいいこの小屋の女将さんが『ちょっと待ってな!』と言って、(なんと、サービスで)お稲荷さんを作ってくれた.
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ジューシーなお揚げさんに包まれたシンプル酢飯のお稲荷さんの美味しいこと!もうほんと染み渡りました.
お代はいらないよ、また今度も来て、泊ってってよ!、という女将さん.ありがとう.
その一声のおかげで、次なる企画が決まりつつありますよ.

【富士山トリプルクライム&デュアスロン】

これこそ変態の極みである.
初日、自転車で富士山を3本登って一周し、最後の一本を滝沢林道を登って佐藤小屋泊.翌日、富士山を登山する…もう、これ、なんという…
私はきっと3本登りきらないだろうけれど、ちょっとだけ…やってみたい(笑)

登山パートで消耗の激しかったりっちゃん.自転車で麓まで下るのは危険、ということで登山パートだけ参加だった倉本さんに滝沢林道4合目のゲートまで車で迎えにきてもらうことになった.
自転車の下り、というのは、登坂に比べて「らくちん」のイメージがあるだろうけれど、それは少し正しくて、かなり間違っている.
小さな下り坂なら『下り最高!気持ちええわー』で済むのだけれど、富士山のように20kmの長い距離を下り続けるともなると、そこで出るスピード、安全にコーナリングするための視界確保やブレーキ操作、ハンドリング、所々に現れる荒れた路面やグレーチングの見極め…などなど、神経を使うし、登坂よりもむしろ、集中力が必要.20km下るってことは、うちから逗子の渚橋までずーーーーーーっと下り続けるっていう距離なのだから.

ヒルクライムと登山、下山で行動時間はすでに10時間近いこの時点での下りは、本当に気をつけて、気をつけても足りないくらいなのだ.

だからこそ、おがわまことのこの判断はとても正しくて、そこで意地を張らず頑張らなかったりっちゃんはとても偉かった.(でも、ほんとうにギリギリまで消耗してたんだと思う)
日が暮れ始め、五合目でも肌寒くなりはじめた頃にダウンヒル開始.雨霰のようにぶつかってくる小さな虫が…気になるけど、そんなことは気にしていられない(笑)

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2時間かけて登った滝沢林道を約30分で下山.浅間神社の駐車場に無事到着!
みなさん、お疲れさまでしたーーーーーー!
とっても疲れてるところなのに、カメラ構えたちゅなどんに「思いっきり疲れた顔してください!」なんてオーダーされて(笑)
反応してくれたみなさん、ありがとう♡

この後、近くの日帰り温泉に行って、汗とホコリまみれになった身体をサッパリ洗い流して、解散!アキラはここですでに、普通に歩けなくなっていた.

私は今年で3年目の富士山デュアスロンだったけれど、これまでで一番、肉体のダメージは浅かった.翌日も筋肉痛はあったけれど、これまでのように筋肉の内部が炎症しているような熱い痛みがまったくなく、普通に歩いたり走ったりできるくらい.そんなにラクに(ペース落として)登山、下山したつもりはなかったのだけれど.

富士山に登ったあと独特の何とも言えない『満ち足りた感』をしっかりチャージして横浜へ.私を待っていたのはフラミンゴ自転車部のボス、ジョージさん.この後、まだまだ長い夜のはじまりだったのですが、24時間連続稼働に至ったにも関わらず、元気が続いていたのは間違いなく富士山のパワー、だと思う.

そんな2012年の富士山デュアスロンでした.
来年のデュアスロンはどんな風になるのか、今から楽しみです.
(おわり)

あぁ、久しぶりに、長いやつ書いて、完結したような気がする…(ダメw).

富士山デュアスロン2012 バイクパート

今年で3年連続、3度目の参加.おがわまことプレゼンツの『過酷、変態イベント』と冠されることがままある【富士山デュアスロン】.今年も万障繰り合わせて(実際、階下の受付のお仕事はお休みさせていただいた)準備を整えた.
北上山地のサイクリングも、日々の湘南国際村も、つい先日のFSWへの道中の箱根越えも…これがあるから、と頑張れた.2012年上半期(もつい先日終わりましたが)最大の難関イベントである.

日程は…

1.7、8月の開山中
2.学生が夏休みに入る前
3.混雑する週末を避ける
4.フィッテがお休みの日

という4つの条件を満たす7月10日(火)に決定.(フィッテの定休日は火曜日なのね)

今年はこの日程が早くからアナウンスされていた効果もあって『我も、我も!』と名乗りを上げた強者がなんと全部で9名!(+2名が登山パートで参加)
毎年、おがわまことのblogや倉本さんのblogでこのイベントは告知、報告されていて、知ってる人は知っている.こんな(と言っては失礼だが)変態イベント、それこそ、参加を決められた皆さんは『万障を繰り合わせて』スケジューリングされたことであろう.

ではここで、今年の強者どもをご紹介しよう.
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左から 古屋くん@Fitte(@tok_3)、川島(たまき)さん@ポポポポーンズ(@tamaki_bearbell)、堀さん@なるしま(@horisaaan)、りっちゃん@Fitte(FB : maejima.ritsuko)、アキラ@オーベスト(@aki103)、おがわまこと@Fitte(@karinpapa)、イチローちゃん@V練(@ichiro628)、つる@パインヒルズちゅなどん(@tsuru0228)、そしてちゅなどん.(りっちゃん以外はtwitterのIDね)

それぞれ、背負ったリュックの中には何が入っているかと言いますと…
■登山パート用シューズ.
クリートのついたシューズで富士山は上れない(あたりまえw).それぞれ、トレッキングシューズやトレランシューズを用意しています.私は初年度、昨年と使っていたメレルのカメレオンのソールがボロッボロになっていてさすがに過酷な環境下で使うには不安だったので今年買ったサロモンのトレランシューズで行くことにした.
このデュアスロンでは靴の選択も重要な要素の一つ.重い靴を選んで背負う荷物が重くなると20kmのヒルクライムはとても苦しいものになる.が、靴を適当なものにすると、その先の登山で辛くなる可能性が高くなる…という…決めるのは自分.準備からドキドキするポイントだけど…一番良いのは慣れた靴.もし来年、これに出たいという人にアドバイスするとしたら、早めに重すぎない靴を購入して、履きならしておくこと、ってことかな.

■水.
私は500mlの水を3本用意.2本はボトルに入れて自転車のボトルケージ、1本はリュックの中.バイクパートで飲み減らした分を5合目で補充して登山パートはボトル2本分で、という計算.強い男子たちは余分に水を背負ってくれることになっている.これは例年、おがわまことと倉本さんがそれぞれ、自分が飲む分のほぼ倍の水を用意して持ってくださっていることから、「そーゆーもん」として感謝しつつ背負ってもらっている.みなさん、ありがとう(笑)

■食料.
昨年、バイクパートの4合目を過ぎてものすごい空腹感に襲われ、「5合目着いたら絶対おにぎりたべるー!」と宣言し、その通りに着くなりおにぎり食べたんだけど…
登山パート開始直後、まだ6合目すぎの地点でものすごい眠気に襲われた.これは…今日はもう…無理かもしれない.歩いていてもまぶたが落ちてきて、自分の意思じゃどうにもならない.この足下に倒れ込み眠ってしまえるよ…という状態が7合目まで続いた.
その時は7合目過ぎての岩場あたりで眠気が覚めて、無事登頂したのだけれど、あとで聞いたらインシュリンショックだったようだ、ということが分かった.同じ時、おがわまことも途中で食べたのがおにぎりで、同じような症状を体験していたということで、二人して『来年はおにぎりはなしで』というコンセンサス(笑)

いや、ほんとはきっとおにぎりは悪くない.空腹を我慢しすぎたり、補給のタイミングがうまくいかなかっただけだと思う.
だけど、ある意味日常生活からしたら極限状態になる富士登山.一度、生命の危険に繋がるような体験をしたならば、そのネガティブな条件は排しておきたい.

この反省から、今年ちゅなどんが用意した補給食は【とりはむアボカドサンドイッチ3個】と【ハニーバターサンドイッチ2個】
家にあったバケットに鶏胸肉で作ったとりはむスライス、潰しアボカド+刻みたまねぎのペーストと一緒に挟む.鶏胸肉にはイミダペプチドという疲労回復物質が含まれているらしく、一日あたり鶏胸肉50gも摂取すれば十分だそう.ならば、補給食で回復しながら行くぜ、というナイスアイデアwである.
ハニーバターの方はコストコで買ったハニーバターペーストをバケットに塗って挟んだだけ.甘くてうまい.せっかくだから、容赦なくたっぷり塗りこんでやった.やった!ヽ(´▽`)/

あと、お友達からもらったSOYJOY2本と速攻回復ゼリー1本.
使うつもりはないけれど、お守り代わりのパワーバージェル(梅)、とメイタンのサイクルなんちゃら.
今年は以上がデュアスロンの食料.これプラス山頂でランチを食べるので、きっと、ちょうど良い摂取量になるはず.
ここは3度目のアドバンテージというか、行動時間、負荷の記憶、空腹の記憶、が生きるポイント.
私の場合、食事を取ってから約1時間半で空腹を感じ始める(早っ!)から、行動スタートから1時間半ごとを目安に(あとは負荷次第だけど)早めに補給をしていくことと、しょっぱいの食べたら、必ず最後に甘いもの、を取ることで、先に血糖値を上げてしまうのもひとつ.
これは途中でくたばらないために、ちょっと考えたいところである.日頃の運動の中で自分の空腹のパターンと消化の相性の良い食料、食品を把握しておくことができればとっても良いと思う.私はできれば『美味しいもの』が好きなのと、パンが相性が良いので、今回時間的な無理をおして手作りサンドイッチを用意したのは正解だと思っている.

■防寒具.
今年は好天の予報だったけれど、昨年、山頂でとっても寒い思いをした反省から、お守り代わりにユニクロのポケッタブルダウンを入れて行った.それと、ウィンドブレーカーも兼ねて、レインウェア(上だけ).
日帰りイベントなので、ここは割り切って、これ以上の準備はしなかった.

■下山で必須のアイテム、スパッツ.
靴に細かい砂や石のかけらが侵入するのを防ぐ登山用アイテム.これがあるのとないのとでは天国と地獄である.必ず持って行きましょう.

■小銭、芯抜きのトイレットペーパー、など、トイレに必要なもの.
富士山のトイレはチップ制.1回200円で100円玉しか使えないシステムが多いので、あらかじめ用意していくと良い.

■夢と希望
山頂まで行くためのココロ.とっても大切.

みんな大体基本はこんな感じ.であとは、それぞれが必要と思うものがプラスされてる感じだったんじゃないかと思う.
他の人よりふた回りほど大きいたまきさんのリュック.何が入ってるの?夢と希望?
でも愛は入っていないだとーーー?
ということは!山頂で拾った愛を詰めて帰る、という意気込みのあらわれなのか.そうなのか?とネタにする(笑)

出発前にりっちゃんとちゅなどんはおがわまことの『お荷物チェック』を受ける.
これは忘れ物をチェックするのではなく、女子の負担をできるだけ軽くするための神のご加護♡
結果、りっちゃんのシューズは堀さんが、私のシューズはアキラ、水一本は古屋くん(だっけ?)が背負ってくれることになった.ありがとう!感謝!感謝!

ほぼ予定通り.午前7時半を少し回って、浅間神社北口駐車場をスタート.富士ヒルクライムでスタート地点になっている北麓公園ちかくを通り過ぎ、滝沢林道入り口にあたる【中の茶屋】までパレード走行.ではあるけれど、ここは富士山の麓.富士山へ向う全ての道は上っている.ゆっくりとは言え、いきなり上っているのだから、心拍はいきなり160bpmを超える.
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ここまでのほんのわずかな距離で…よほど苦しそうに見えた?のか???おがわまことが救いの手を差し伸べてくれた.中の茶屋から私のリュックを背負ってくれると言う.えぇーーー.すいませんすいません(lll゚Д゚)やはり過去最重量級での参加はこの先が厳しいと判断されたのか(汗)
そんな優しい男性諸氏に守られつつ、今年も頑張らせていただく次第の富士山デュアスロン、はじまりはじまり〜.ぱちぱちー.

滝沢林道は4合目にゲートがある.ゲートの先まで行けるのは、緊急車両と小屋の車両のみ.からして、車の通行量は他の五合目へのアクセス道路の中では最も少ない=自転車にとっては最高の環境なのだ.(もちろん、四合目までの路肩に車を置いて山へ入る人もいるので、時々は車も来る.そのときちゃんと気をつければ良い)

その4合目のゲートまではフリー走行区間と決められた.みんな速い速い.あっという間に背中が小さくなる.が、今日に限っては、4合目へトップで到着した選手には、山岳賞どころか、背負う荷物がさらに増やされる、という鬼ルール!(笑)

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私はゆっくり組でりっちゃん、堀さん、つるとお喋りを楽しみながらキャッキャウフフのサイクリング.りっちゃん、この日のために決戦仕様!?でリアのギアが28T!『ママチャリみたい〜』とクルクルクル〜…なんとうらやましいことだ(笑)
と言っても、私だって上り専用(と勝手に決めているw)アールシス+25Tである.りっちゃんのハイペロン+28Tほどではないが、これで上れなきゃダメでしょう仕様.

『荷物が重い』と横でつぶやく堀さんのハスキーな声を小耳に挟みつつ…(聞こえないフリ)楽しいトークで盛り上がる一行w

4合目で先着組から「笑い声がずっと聞こえてた」と言われるくらいサイクリングを楽しんで4合目着.
ゲートの脇から自転車担いで向こう側へ.
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そしてすみやかに補給.ここでイチローちゃんのリュックから【自転車乗りの命の水】が出てきた!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!コカコーラ!しかも1.5リットル!これを飲むのはむしろ人助けである!とおお喜びで群がる自転車乗りたち.まるでアリのよう.
私はここで速攻回復ゼリーを一気飲み.100kcal+アミノ酸を摂取.

一息ついて再スタート.あとは5合目まで、と言っても、ここから少し勾配がキツくなる滝沢林道.車の通行がないから、路面に落ちた小枝、台風か?で崩れた斜面から流れ出た土砂、倒木が片付けられずにそのまんまである.これは下山の時、うっかり乗っかると大事故に繋がるので、慎重に確認しながら上ってく.

4合目まで楽しくおしゃべりしていたりっちゃんと私もさすがに苦しくなってきて口数が減ってきた…けれど、大体の距離がわかっているだけにここはがまん.
麓をスタートしてピッタリ2時間(ちゅなどんのガーミン計測)にて五合目到着.バイクパート終了!

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自転車装備から登山装備へチェンジ!そして、補給.

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靴下まで履き替える古屋くん、本気でおがわまことと戦う気なのか!今年、この為に、ランの練習にかなりの時間を割いていたことを私は知っている.富士山エキスパートおがわまこととどこまで張り合うのか.楽しみである(といっても、彼らから遅れて歩くことになる私はそれを見ることはできないのだけれどw).

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ちゅなどんの登山パートはこのシューズで.
サロモンのトレラン用シューズ.甲の部分がメッシュなのがいささか心配ではあるけれど、軽量シューズ、通用するのか?いざ!

自転車のシューズ、ヘルメットを袋に詰めて自転車を担いで佐藤小屋への階段を上がる.

(つづく)

2012年6月19日 (火)

台風の前に湘南国際村 60km

火曜日は階下でお仕事の日、と思い込んでいたのだけれど、何と、今月はこの日だけお休み.それも化粧も済ませ、喉を潤すコーヒーも入れて、あとは下へ降りるだけ、の状態でFacebook経由で知った次第…

そうとわかれば、雨が落ちる前に自転車だ.
北上山地で泥んこに汚れた自転車は早起きして洗車したばかり.午後からは台風で荒れる予報が出ているから、サクっと昼までに帰って来ようそうしよう.

で、海へ.
うちの辺りよりは空が明るい.『天気は西から下り坂』は基本中の基本.なので、東へ向う.
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平日なのに、このサーファーの数!台風が来る、とあっては彼らはじっとしていられない.
形の良い、ほどほどの乗り易そうな波が良い間隔で立ち上がる.
めくれあがる海面にうまく板を乗せて…でも、こんなにたくさん波待ちしてたら乗るのも大変ねぇ…
私の海遊びが続かなかった理由.湘南は波を待つ人があまりに多くて、上手になれるほど波乗りの練習ができないじゃん、ってことだった.(波が崩れる右側をとった人にその波の優先権がある、とかいうルールだった記憶)

風はちょっと強いかな…というくらいの向かい風.まだ台風らしい空気は感じられない.
どこまで行けるか…往復80kmの充麦は無理だろうから…湘南国際村で折り返すか.材木座のトンネルを抜け、逗子〜葉山〜長者が崎と海沿いを行く.
葉山のマーロウ手前の信号を左折.トンネルを抜け、2.4km上り坂だ.
この湘南国際村、自転車乗り的には逗葉新道側から上るのがセオリーというか、登坂TT(タイムトライアル)のコースになっている.が、私はあえて、裏(秋谷側)から上るのが最近のムード.

最大12%で登坂車線の設定があるこちら側の方がむしろキツいんじゃないかと思うんだけど、気のせいかな?

タイムとってるわけじゃないので、淡々と、でも、あーるしすで25Tついてるとやっぱラクねぇ…やっぱアールシスは23Tに戻そう.普段はzonda25Tで乗るのがいいや…などと考えながらファミマ前まで.
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さて、下る.この先、下りきったところを左折するとブレドールという美味しいパン屋さんがあるのを私は知っている.だがしかし.今日はその誘惑に負けない気持ちで補給食を持ってきている.北上山地で食べずにもって帰って来たバランスアップだw

今日は買わない、買わない、買わない…

ブレドールは下り坂の途中にある.下り坂の途中はブレーキにけっこうなエネルギーを使うので、意外と誘惑には打ち勝ち易いことがわかった.だけど、動体視力を最大限にして目の端で確認したところ、どうやら臨時休業だったようだ(ヨカッタ).

さて、雲行きが怪しくなってきた.急ごう.
そうだ、鎌倉八幡宮の裏、建長寺の坂を上って、近道ついでに明月院の紫陽花も見て行こう.

紫陽花の名所で有名な鎌倉の明月院.さすがに台風の前とあってはそれほど混まないだろうと踏んだのだけれど…ナニコレ!の人出.建長寺の向こう側は狭い歩道を一列になって歩く人の列が切れない.(lll゚Д゚)マジか!

うーん…どうしようかなぁ…この後の雨の様子も気になるけれど、やっぱり紫陽花も気になる…

降ったらもう一度洗車すればいいか!と思い直し、横道をそれて明月院の参道へ.一段と増える人、人、人…ゆっくり人の波をあまり邪魔しないようにゆく.自転車の存在に気付いて、譲ってくださる方がいればお礼を言って、先へ行くけれど、前が詰まればそれに合わせて人の歩くはやさで.

以前、ここへ、やはり自転車でフラリと立ち寄った時に気に入った紫陽花があったのを思い出し、あの花は今年も咲いているだろうかとその場所まで行ってみた.
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いた.この子だ.やっぱり、ものすごく惹かれるな.この紫陽花.かわいいよね.

明月院の紫陽花は青系のが多くて、その手前の参道に少し違う彩りのものが植わっている.それらはお寺のものではなくて、民家の生け垣や庭先のものなのだけれど、毎年どれも見事に咲いている.
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この日は満開まであともう一歩、の色づき.
おそらく今週末くらいが最高なんじゃないかな.

お気に入りの紫陽花にも会えたし、満足して帰路へ.北鎌倉の駅あたりでパラリと雨が…あーあ.やっぱり紫陽花も、雨も、ってのは無理だったか.と思いつつ、往生際悪く、急ぎ足.

近道すると上り坂があるんだけれど、北上山地を上った直後のちゅなどんは強気.『上りも辞さず』のココロで近道を選択.
それ以上雨は降らず、濡れずに帰宅.やった!

シャワーしてランチして、午後はブログ書いて、パン焼いて…と、のんびり大満足な一日だった.

2012年6月17日 (日)

北上山地サイクリング 150km その2

心配していたお天気は…何とか雨は免れた模様.だがしかし.天気予報は変わって、午後2時頃から雨マーク.むむむ.これは早く走り終わらないと雨に降られるってことだ.
いやいや、私は無理だろう.降っても降らなくても、とりあえず、雨上がりだから、と、後輪にはフェンダーを取り付けた.
前日、私がこれに参加することを知ってるお友達がやたらと『寒いよ!風邪引かないようにね』と気遣ってくれていたので、アンダーウェアはアンダーアーマー冬用にした.山の上がそこそこ寒くても、これで耐えきろう.だが、そこまで準備しておきながら、レインウェアは持ってこなかったんだけど、後悔はしていない.ウィンドブレーカーで何とかしのごう.という装備.
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午前6時半すぎ、リバーパークにいさとに集合した参加者は受付をしてブリーフィングを受ける.
ベニヤ板を真っ白に塗って、赤で【受付】と書かれた看板が超アットホーム.ほのぼの手作りイベント感に溢れています.すごくイイ!
このイベントの参加費は金額は任意で、イベント運営費の残りは寄付になるそう.段ボールの箱にそれぞれ、思い思いの金額を投入して、出走サイン.
決して華々しい大げさな運営ではないけれど、コースを設定し、早朝から試走もしてくださって、地図と緊急連絡先入りのゼッケン代わりのネームカードを配ってくださったり…と大変なお手間.運営スタッフの皆様、本当にありがとうございます.
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参加者は総勢で30〜40名程度.あさひさんから聞いてたオーベストの女性の方、あと、Fitteの皆さん、が目にお馴染みのジャージ.あとは巴さんと同じロゼコローレジャージの方がお一方.他はどうやら地元のチームの方々のよう.

午前7時〜8時にそれぞれ勝手にスタートしてください、という『フランス方式』(とレジュメに書いてあった)でのスタート.お腹が痛くなったどらちゃんは「後で追いつく」と言うので(いやいや、それはないだろうw)、待たずに出発.

と、アレっ…?タカヲちゃんと巴さんが、ずいぶんいいペースで先の方にいる.まるでレースで逃げてるよう…私の前を走っているてっちゃんは『あいつら…』 アハハ!そういうことか!(笑)
てっきり、それを追うのかと思いきや、私に合わせてくれてたのか…平和にサイクリング.そうよ.今日はサイクリングなんだからね!
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参加者がこれだけ少ないと、すぐに前後に人がいなくなる(笑)
とても静かな川沿いの田舎道をゆく.てっちゃんは先行の二人を追うでもなく、淡々とペースを守って走ってる.私が千切れなければ、このまま一つ目の上りまでは一緒に行けるかな…と思っていたけれどーーーーー

ほんのすこーーーーーし、ゆるーい坂が始まった途端…ち、ちぎれた…orz

もうこれで、ゴールまでテツヲと会うことはないだろう.きっとここからは前の二人を追い、タカヲちゃんは早々に捕まり、巴さんに追いつくかどうか…という展開になるんじゃないか.
私は自分のペースで淡々と、とにかく自力で完走しなくっちゃ.土地勘まったくないし、コース案内の看板は立ててないらしいし、人もほとんど立ててないらしいし.頼りは背中のポケットの地図だけ.…大丈夫かな…( ´・ω・`)

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ほんの少し不安になりながら、1人で走っていたら後ろから10名くらいの集団がキタ!ロゼコローレの方がいる.しばらくここで一緒に走らせていただいて、一つ目の山の上り口へ右折で入っていくところで皆さんを見送る.

一発目.一ツ石山.標高1025mまで上る.いきなり勾配10%超え…くっ.脚が軽くなり、ペダルが回るなーと思うと7%、とかそんなん.でも、まだ一つ目だから何とかなってる感じ.
上ってくに連れて、雲の中に入ったのか気温が下がって空気が重く湿気て、視界が悪くなってきた.

すぐ近くで牛の声がする.山頂付近は牧場があるって地図で見てたから驚きはしなかったけど、あまりに近いから道路に出てくるんじゃないかと思ったり.ちょっとビビリモード.ずっと啼いてる牛.しかし牛ってこんなに啼くんだっけ?なんて思いながら先を行くと…
牧場の入り口にさしかかったらしく、ちょうど牛のお世話をしにきたとおぼしき方々がたくさん!久しぶりに人に会った!と嬉しくなってごあいさつ(笑)
「うわぁ、すごいねぇ」「がんばるねぇ」「どこまでいくの」…口々にいろんなことを言ってくださる.とってもありがたいのだが、こちらは絶賛ハァハァ中である.声をかけたのはこっちなのに、大した受け答えもできず申し訳ない気持ちになりながら、お礼だけは言って、通過.
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牛たちはお世話の人たちが来てたから、きっと嬉しくてあんなに啼いていたんだろう.
それにしても、ここの牛はとても美しかった.ブラウン一色の毛は艶々で、黒い目がクリンとしていて、何と言うか…姿勢がいい.岩手には短角牛、というブランド牛がいるのだけれど、もしかしてこれがそうなのかな?生きてる牛を見て『美味しそう』って思ったのははじめてだったけれど、本当に美味しそう、だった.

山頂はガスってしまって…
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こんな、である.前を走る人のテールライトがかろうじて見て取れるほど、濃い霧.そして、ちょっと寒い.富士山ほどじゃないけど、このまま下るとお腹が冷えそう…
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ピークとおぼしき場所に着いたのでウィンドブレーカーを着て、下山♪と思いきや、意外とこれが、上り返しがあったりで…すんなり下らせてもらえないw
そして、右か左か、迷うY字路.ちょうど後ろから下ってこられた方がいたので、どっち?と聞くと地図を見てくださった.右.
すると…一つ目の補給所発見!やったー!おなかすいたー!

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エイドステーション、というより、補給所.
梅干しのおにぎりと水、ポカリスエットを用意してくださっていました.ここでいただいたおにぎりのなんと美味しいこと.大きくて柔らかくて酸っぱくてしょっぱい梅干しはまさに『今欲しい味』だった.
私もこんな美味しい梅干し漬けたい!この川井村という所は裏が緑の赤紫蘇の産地だそう.裏が緑、って赤紫蘇普通に育てて、旬を過ぎたら裏が青くなるんだけど…それとは違うのかな?

食べるのが遅い私.のんびりしてたら…遅れてスタートしたどらちゃんが来た.しょうがない.食べ終わるまで待ってあげよう.もしかしたら彼はこの先のショートカットコースとの分かれ道で短い方を選んでしまうかもしれないけれど…

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そう.この先がその分かれ道だ.右へ行くと来た道を戻りスタートゴール地点へ.左へ行くと二つ目の標高948mの上りが待っている.

さて、本気で上りがダイキライなどらごん先輩はどっちを選ぶのか…トンネルを抜けて…
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おぉ〜.まじか!どらごん先輩.左だよ.大丈夫かいな…

ここから二つ目の上りまでのアプローチで川沿いの緩やかなカーブが続く国道から見るからに旧道、といった風情の道に入るのだけれど、ほんのすこーーーーーしだけ勾配がついたところで、先輩の気配が背後から消えた.

しかしこの道、1人で走っていると不安でしょうがないくらい『ほんとにこれコースなの?』という疑問がわいてくる.材木の加工所とかあって、ちょっと殺伐としてたりして…そんな風に不安になりながらだと自然とペースも落ちるんだけど…車通りの多い道に合流するポイントで地図を出して確認していたら、後ろからどらちゃんがやってきた.あ、よかった.
で、この先のルートを地図で確認していたら、なんと後ろから…てててっ てっちゃん?!
なんで(今頃)こんなトコにおるん?

聞けば、一つ目の上り口の右折を直進してしまい、コースにない山を一つのぼって、向こう側へ下ってから、道を外れたことに気付いて、登り返してきたそうな.まったく.てっちゃんはたびたびこういうことをする.大体、こういう時は調子の良い時で、漕いでるのが楽しくって仕方なくって、地図見るのが面倒になって、というか、忘れて”まっすぐ”行ってしまうのだ.
そこでのロスは20km.ほぼ一時間分.
一時は最後尾まで落ちたらしいのだが、そこはさすがてっちゃん.怒濤の追い抜き(サイクリングなのですけれどw)をかけて、ここまで巻き返してきてたらしい.そこはさすがである(笑)
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てっちゃんはどらちゃんと私のペースに合わせてくれようとしているのか、えらく重いギアを踏んでいる…だがしかし.きっとどらちゃんはこのプレッシャーに耐えきれないはずだ、と踏んだ私は自分のペースで行かせていただくことにした.
するとてっちゃんは前に出てくれた.再び、どらちゃんの気配は背後から消えて…
私も1kmももたずにてっちゃんから再び千切れた(笑)

てっちゃんの背中が見えなくなったら、あとはひたすら一人旅.
苦しい上りをえんやこら.一本目の上りより断然こっちのほうがキツいのはさっきので脚が疲れたせいだけじゃない.勾配もこっちの方がどうやらキツいみたいだ.
だんだん標高が上がってきて眼下にここまで走ってきた道を見下ろせるようになる.あぁ…こんなに上ってきたんだな…と余計に苦しくなったw

そして…路上に何やら動物の糞らしきものが点在するようになってくる.鹿じゃないのは明らかだ.そして、人の量でもないし、アスファルトの路上、真ん中やら、路肩やら…まったく規則性がない.これは人の仕業ではないだろう.これはまさか…

今回のサイクリング、推奨される持ち物として『熊よけ鈴』があった.私はそんなの持ち合わせてないし、誰かが一緒に走ってるだろうから、大丈夫だろうとタカを括っていた.今、私はひとりでこの静かな山を上っている.…今クマきたらこれちょっとマズくない?だけど、上るしかない.
けっこうな数、落ちている糞を避けながら上る.幸い匂いはあまり感じないから恐怖感もそれほどでもないんだけど…ちょっとホットな感じに見えるのとかあったりして、そこはさすがに超スリリング.ままま、まさかこの主ががが.いや、でも実際はクマじゃないかもしれないしね.と思い直し、引き続き苦しむ.

後ろからFitteの方がいらして、いい勢いで抜いてった.はえぇ〜.地図には頂上に峠の茶屋があると書いてあった.ボトルの水分はあと2cm.身体に熱が溜まってきたし、あちこち痛くなってきた.頭もボゥ・・・っとしてきたし、あぁ、コーラ飲みたい.こんな時はカフェインに限る.

そうか.こういう状態になると心の底からコーラが飲みたくなるんだな.健康への意識が高いはずの自転車乗りのみんながこぞってコーラを飲みたがる理由をこの時身を以て知ったちゅなどんであった.
よし.峠の茶屋でコーラ買うぞ!と心に決めて、最後のもう一踏ん張り.ピークが近そうな風景に見えてからが長かった.見上げると、小さなログ風の建物が見える.アレが茶屋?いや、何かの管理施設かな.というくらい素っ気ない風に見える.

そしてそれは…間違いなく峠の茶屋だったのだけれど、営業しておらず、自販機も、なかった  il||li _| ̄|○ il||li もう、この時の私の落胆といったら…
全身の力が抜けてしまうように感じるほどだった.コォーーーーラーーーーァッ!

茶屋を過ぎ、コーナーを一つ抜けるとほんとのピーク.そこにまたあの力の抜けた【補給所】の看板を見つけた.あぁ.かみさま.ありがとう.
ヘロヘロとトラックに近づき、ボトルに給水.ハァー助かった.この時、ボトルの残量は1センチを切っていた.あぶなかったよ.ぎりぎりセーフ.
ここのスタッフの方にさっきの動物の糞とおぼしきモノの主について尋ねてみた.特徴を詳しく話すと…あぁそれ、クマですね.だって.やっぱり!アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

ともあれ、無事に二つ目の山(標高948m)を越えた.

地べたに座り込んであんぱん食べててもまだ頭がボーっとする.気温上がってきたせいもあるな…冬アンダー失敗だよ.
ちょっと頭痛もあるし、これはあんぱんとポカリじゃどうにもならないようだ.やはり…コーラ…ここの補給所で一緒になったFitteの青木さんも言ってた.『次、コーラの自販機見つけたら買う!』って(笑)

私があんぱんを最後まで食べきる前に、空が急に雲に覆われて、雨がサァァーーーっと.うわ!慌ててカメラをジップロックに収納.
せっかく路面乾いてたのに.下りでウェットはダメぜったい!と、最後の一口を飲み込みきらずに、自転車に跨がった.お願いだから本降りにならないでぇー.祈りながら下山.
路面さえ乾いていればほとんどブレーキ使わずに下れる緩いコーナリングが続く.標高が下がってきて気温が上がってきた.雨もいつのまにかやんで、民家がちらほら…そうだ!コーラだ!コーラ!
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集落に入り、一つ目の自販機で迷わずストップ.念願のコカコーラ.命の水だ!
炭酸飲料ニガテなんだけど、この時ばかりは、それはもうスルスルと身体に吸い込まれていった.アタマもスッキリとしたみたい.よし、これで最後までいける.

小さな集落を抜けて、最後の小さな上りだ.
もう、あの大きな上り二つをやっつけた後とあっては標高526m(落差300mほど)なんてのは誤差の範囲!うそw.実際上り始めると、これはこれでジワジワとくるダラダラ上り.道路の両側は民家がそこそこの間隔で建っているのだけれど、人の気配はあまりしない.

そこでハタ!と出くわしたのが、なんとカモシカ!近い!でっか!目が合っちゃってるし…どうしよ…とこっちが逡巡するかしないかのタイミングであちらが踵を返して茂みに逃げ込んでくれた.
あー.びっくりした.角が生えかけのオスのカモシカ.こっち向って突っ込んでこなくてよかったー.はわわ.

と、ホッとしたのもつかの間.今度は道路の真ん中に蛇が!ギャー!
なんなのよ!立て続けにコレはっ.最後の最後で野生動物シリーズですか.そうですか.でも行く手を阻むように横たわる蛇の左右どちらが頭か、を見極めている辺り、私も冷静だ.頭側を通らなければたぶん、大丈夫、と踏んで、しっぽ側の左から超速く駆け抜けた.上ってたけど、やればできる.もちろん命がけだ.

そんなワイルドライフとのお出会いが続いた後とあっては、この先何もなく終わるとも思えない.いやいや、これさえ上りきってしまえばあとはゴールまで下るだけ.落ち着けわたし.がんばれわたし.
最後の上りのピークはトンネル.
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『やった!』と誰も聞いていないのに、声が出た.
これでっ、おーわーりっ!

あとはひたすら下るだけ.しかも追い風さいこうだ!ヽ(´▽`)/
車がほとんど走っていない割に広くて奇麗な道路を一路ゴールに向ってひた走る.気持ちイイ.あれだけ上った後とあってはもう脚が軽々と回る回る〜.

午後2時をちょっと過ぎたくらいの時間だったかな.無事ゴール.
キツかった!けど、、、(これを言うのは勇気が要るが) 楽しかった!

信号があったのは最後の最後、ゴールの直前一カ所だけで、補給所以外、自らの意思で脚を止めない限りはずっと走りっぱなしの7時間だった.実は上りのキツさより、この脚を止めないことのほうがずっとずっとキツかったんじゃないかと思う.

とにかくお風呂に入りたい!ゴール地点のリバーパークにいさとにある日帰り温泉施設でサッパリだ!そして、水風呂だ!
さすがに筋肉からずっと発熱してる感じ.あついあつい.これは冷却するしかない.普段、水風呂なんて冷たくて入っていられないんだけど、この時ばかりは手先足先がジンジンとしびれてきても大腿部と臀筋の熱が取れず、ずっと浸かっていた.それでもあつくてあつくてたまらなかった.

この日、巴さんは結局テツヲから逃げ切って、なんと全参加者の中で一番にゴールしたらしい.やっぱり…レースだったんだね(笑)
最初、巴さんと一緒に走っていたタカヲちゃんは、巴さんから千切れた後、地図を持たずに1人で走っていて、最後にミスコース.てっちゃんと同じく約20kmのロス.ここでテツヲがタカヲちゃんを抜いて、先にゴールした、という展開だったようだ.
どらちゃんは私のゴールから20分くらいの差で戻ったらしい.よかった.みんな無事で.

ってゆーかさ!サイクリングイベントなのに、なんでみんな単独走してんのよ!!!

走り終わった後のご褒美は…昨日から予告されていたコレコレ!
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巴さんオススメの絶品冷麺.
大盛、ペロリといく勢いで食べてしまいました.ほんと美味しかったぁー.
そうそう.巴さんは先頭をひとりで走っていて、クマに遭遇したんだって!ワイルドだね!

この北上山地サイクリング、上りの厳しさもそうだけど、コースの分かりづらさからしても『シロウトにはオススメできない』んだけれどもーーーー

終わってみれば、なかなか楽しくて、大半をひとりで走ったとは言っても、道のわからなさ具合とか、野生動物との予期せぬ出会いとか、自然の美しさとか空気の美味しさとか、そんなことを総合すると…

また走りたい…カモ。と思わせるものがありました.

ご一緒してくださったみなさま、運営スタッフの皆様、とっても楽しかったです.(苦しかったけどw)
ありがとうございました.

2012年6月16日 (土)

北上山地サイクリング 150km

誘ってくれたのはてっちゃんで、行くって決めたのは自分だけど、だけど…もう行く前から心配で心配で…
150kmのサイクリングと聞けば、別にどうってことはない.ここんとこ乗っていないとは言ったって、サイクリングなら走れるでしょうという距離だ.だがしかし…このコース、人生初の獲得標高2000m超.これは問題!大問題!!

あの富士山ですらボトムの標高が1100mくらいで、五合目が2300mちょっと.獲得標高はその差1200mなのだから、倍とは言わないけれど、それがかなり厳しいコースであることは推して知るべし、だ.

付け焼き刃的に上りの練習したって、もう間に合わないし、疲労残すだけで逆効果.
こうなったら機材に頼るしかない、と12-23Tがついてるアールシス、いくらアールシスでも23Tじゃぜったい無理だから!(実際、コレで三浦半島1周しただけでもキツかったw←私が弱いだけ…orz)
ここはぜひ、普段使ってるzondaについてる12-25Tを移植したい!固着して外れないんだけど、誰か!誰か!!と騒ぎ立てた挙げ句、どらちゃんが鉄パイプを持ってきて外してくれた.

それでも不安は拭いきれず、できれば走りきりたいけれど、どうしても無理なら回収車に乗せていただく覚悟で…などと珍しく自分の中の不安を煽り立てて直前までtwitterやFBでザワザワしていた.

その度に、テツヲには「大丈夫.大したことねぇよ.たぶん」といつも通りの自転車乗りのテキトウな調子であっさり片付けられたw

いやいや.てっちゃんはそりゃ大丈夫でしょうよ.普段から変態の極みを地でいってるんだから.そこは私を一緒にしてもらっちゃ困る.こっちは凡人.普通の人にちょっと毛が生えたようなもの.しかもデ部ときたもんだ(これは自分が悪い).

まぁ、そんなちゅなどんの『心模様』はさておいて.そんな見るからにちょっと厳しいサイクリングに参加を決めたのは、てっちゃん、どらちゃん、タカヲちゃん、巴さん、ちゅなどん、の5名.一泊二日の旅のはじまりはじまり〜.

雨の土曜日の午後.私の半ドンが終わるのを待って戸塚組出発.三軒茶屋でてっちゃんを拾い、松陰神社にほど近い巴さんのお店で巴シェフをピックアップ.せっかく営業中のパリの空の下まで来たのだから、道中のおやつのパンも買って行こうよ、とお店に入ったら…
案の定、ショーケースはほとんどからっぽ.クロワッサンならたくさんあるからこれを…と思ったら、二組前に並んでいたお客さんが『5個ずつ5袋つくってください』だと!こんにゃろ!w
その結果、ぽつん、とひとつだけ残ったクロワッサンも、直前の方が買って行かれ…もうね、パリ空の人気はほんとすごい.巴さんのこだわりのパンはほんと美味しいからすごいわかるんだけど、想像を超えてる人気ぶり.

最後にほんの少し残っていたパンのほとんどを買い占めて、お留守番のゆみちゃんに『行ってきます!』とオヤジ4人+ちゅなどんを乗せたハイエースは北を目指す.

土曜午後の東北道はガラガラ.でも、雨.
気になるのは明日の天気予報.この時点では午前7時までは雨マーク.公式には『雨天中止』とあるけれど…
そんなこと、テツヲが許す訳がない.『おい、雨でも走るぞ.んなのあたりまえだろ』ハイ.出ました.てっちゃんの雨天決行令.
いつもなら移動の道中は【居酒屋ハイエース】となるところ、木祖村明けて、まだ間もないこの日はすっかり【タカヲ、テツヲの説教部屋】の様相である.つい先日もテツヲ練があまりにキツく、明神峠で途中離脱したタカヲちゃん.そのダメだしから始まって、『明日は言い訳ナシだからな』と釘を刺されるタカヲちゃん.
来年の木祖村はパインTTを木祖村出場のチーム編成予選(!)にするから、それがダメだったら木祖村出らんないぞ、と脅しがかかる.ひえぇ.オヤジーズ、来年は予選を勝ち抜いたエース集団になるのかー.そうなのかー.

しかしそんなことでヘコむタカヲちゃんではない.最後尾、荷台にふかふかのマットを敷いて、ひとりお部屋状態でビールを2本空けると…寝てしまった.自転車的には逃げが決まった、というところである.

この日の宿は宮古市という太平洋に面した場所.昨年の東日本大震災で津波の被害があったところである.八戸出身の巴さん、この辺りは防潮堤が3枚あって、そのうち2枚が壊れたけれど、波が減衰して被害はそれほどでもなかったんだ、と教えてくれた.
それでも、夜の市街地、街灯もそれほどない中、目を凝らせば更地になった箇所が所々目につくし、建物はしっかり建っていても、ビルの1階部分は波が入ったあとをベニア板で覆ってあったりで、まだまだ震災、津波の爪痕があちらこちらに見てとれる.

到着した宿もその例に漏れず、1階部分は津波にやられ、まだ修復できていないということで、2階から上を使っての営業だった.
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私たち以外のお客さんはどうやら復旧工事の作業に携わる方が大半のようで、駐車場のハイエース率高し.この辺りは観光する場所もないそうなので、宿と言えば今はどこもこんな感じなのだろうと思う.
この宿、1階にあった大浴場が使えないということで、お風呂はお部屋のユニットバスのみの利用と、不便な制限つきだけれど、これも被災の現実.営業を続けておられることそれ自体を応援したいのココロ.

5人で雑魚寝して朝.
昨夜は真っ暗で何も見えなかった窓の外は、海だった.元の様子がどうだったかわからないのだけれど、漁協の建屋があって、牡蠣の養殖に使っていたらしい網がまとめてあり、木材が積み上がっている以外は、何もない.
昨年、陸前高田へ行った時に見た、あの『何もなさ』には及ばないけれど、ここもきっと港があったであろうことを思うと、やはり、津波で何もなくなってしまった、ということなのだろう.

今回の北上山地サイクリングはこの震災で被災した企業を、自転車を通じて支援しよう、という趣旨のもとに開催されたもので、その成り立ちが参加を決めた理由のひとつだった.
私たちが走ることで何かの足しになるなら.ということ.あとは、あれから1年3ヶ月経った今の状態を自分の目で見て、感じたい.ということ.

私が知っている数少ないケース=神戸のような大都市が復旧する様子は本当に国や、日本の人の力というものを感じたものだったけれど、ここは…ただ、片付けただけ、の状態で、まだ何も始まっていないように感じた.ずいぶん違うものだな.

東北の太平洋側のこの地域は地震も多いし津波も今回ほど大きなものは滅多になくとも、もっと小さな規模での津波は30年くらいに一度の割合でおこっているものだそう.だからこの辺りの防災の意識はとても高いし、建物の耐震基準もしっかりしているんだそうな.
市街地に残る家々は全てを建て替えた、というより、修理で済んでいるような家が多い.その合間に更地がある感じ.更地になっている所の方が少ないくらいだから、巴さんの言う通り、元々がしっかり建ててあるのだろう.

この海に面した宮古市から内陸に入ること約20kmのリバーパークにいさと、が今回のサイクリングのスタート&ゴール地点.
「タカヲは(スタート地点まで自転車で)自走だぞ」と、そんな話しもあったけれどw、みんな揃ってハイエースで移動(笑).

とりあえず、ここまで.走るところは思い出すだけで苦しいので、次にしようw

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